またも小学生が巻き込まれる事故が起きてしまいました。23日、石川県羽咋市の交差点で横断歩道を渡っていた小学生の女の子2人が乗用車にはねられ、このうち1人が意識不明の重体となっています。
事故は、うららかな休日の午後に発生しました。
(リポート)
「現場となったのは押しボタン式の信号がある交差点です。女の子2人はボタンを押して横断歩道を渡っていたところ赤信号を無視した車にはねられたとみられています」
23日午後3時10分ごろ、羽咋市にある「道の駅のと千里浜」近くの交差点で、横断歩道を渡っていた女子児童2人が右から来た乗用車にはねられました。
この事故で、近くに住む小学4年生の山口渚結ちゃん(9)が頭を強く打つなどして意識不明の重体となっています。また、はねられたもう1人の小学5年生の女子児童は意識はあるものの額を打つケガをしました。
目撃者:
「ドーンという大きな音がしたので何かなと思っていたら救急車が来始めて…(車の)フロントガラスにひびが入って割れていたのと1人の子は座ったままお母さんに背中をさすられていた」
Q.もう1人の子は倒れていた?
「うん、動かなかったですね」
現場は片側一車線の見通しの良い直線道路。横断歩道には押しボタン式の信号機がありました。近くに住む人は…。
近所の人:
「団地が増えていてここ(横断歩道)を渡る数もかなり増えていると思う。道の駅へ来る車もかなり増えているので。押しボタン式ではどうかなと…」
近所の人の話では最近、交通量や住民が増えていて事故の危険がある場所だといいます。
さらに…。
「向こうから来た時にまぶしいなと思うことがあります。向こうが海でしょ、夕方くらいになると向こうが明るくなって信号が見にくくなる場合もありますね」
この事故で車を運転していた羽咋市柳田町の無職・長岡信好容疑者(72)が過失運転致傷の現行犯で逮捕されました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/094940672928bac620a6fb6b701120e4676d6cf3