ノルマンディー上陸作戦に参加、最後の仏部隊員死去 100歳
第2次世界大戦(World War II)中の1944年のノルマンディー(Normandy)上陸作戦にフランス部隊の一員として参加した最後の生存者レオン・ゴーティエ(Leon Gautier)さんが3日未明、ノルマンディー地方カーン(Caen)の病院で死去した。100歳。地元当局が発表した。
ゴーティエさんは、1944年6月6日の作戦開始日「Dデイ(D-Day)」、ナチス・ドイツ(Nazi)占領下にあった仏ノルマンディーの海岸に上陸したフランス部隊「キフェル・コマンド(Keiffer Commandos)」177人の一人。同隊は1940年に仏政府がドイツに降伏した後も連合軍と共に戦闘を続けた。
ゴーティエさんは戦後、自身の戦争体験を踏まえ、平和運動家となった。昨年の100歳を祝う席では、「自分に何もしていない、家族も子どももいる相手を殺す。何のために?」と戦争を戒めていた。
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