ABEMA『NewsBAR橋下』のゲストは、「“自国ファースト”って言っただけでネトウヨや”」と言われると話す、お笑いタレントのほんこん。
橋下徹氏と外国人労働者の問題について議論した。

 橋下氏は「日本の外国人労働者の受け入れ方はおかしい。技能実習生の賃金の安いことや、転職ができないこととか。“移民”と言うものだからアメリカ型やフランス型に見えるが、そうではなくて、一定のルールのもとに、受け入れるんだったら日本国民と同様にちゃんと対応しましょう、というのが僕の考え方」と説明。

 「現に外国人労働者は170万人くらい入ってきている。僕の考えは、労働者として、いわゆる“駒”として使うのはよくないということ。何でもかんでもどんどん受け入れろ、というのではなくて、受け入れるんだったら日本国民と同じような待遇にしていかないといけないでしょう、ということだ。日本の風習・ルールは守ってもらうことを大前提として」。

 ほんこんは「番組で橋下さんが少子高齢化について話しているのを見させてもらった。松井さんが“うんうん”って横でうなずいていて、どっちが代表やねん!あんた維新と関係あるがなって(笑)。松井さんが言うならわかるけど、あれはアカンで!(笑)」とツッコミ。
 
 「少子高齢化がなんで進んでいて、どうやって抜本的に止めていくねん、っていうことを考えな。内需拡大をしていかな、この国は無くなっていくっていくでって思っているから。農業とかでも、もっと日本人にちゃんとお金を払って雇えばいい。それを“3K”かなにか知らんけど、日本人が嫌がっている。それを言うたら“お前は何を言うとんねん芸人が”とか言われる。でも政治の力で変えていかなあかん。第一次産業の人手が少ないんだったら株式会社にしてして、ちゃんと国が面倒見るでって。それからやっぱり仕事として“かっこよかったら…”っていうのもあるやん。そういう見せ方もしていかなあかんと思う」。

 橋下氏は「それだけの給料を出さないといけないのに、そうではないからなかなか来てくれない。明治時代の日本の人口は3300万人だった。それが150年で4倍に増えている。いわば異常値だ。確かに人口が減らないように頑張らないといけないけど、日本の特殊出生率は1.4を切っているし、このまま人口を維持することなんて絶対に無理だ。そこを政治はごまかして、“維持する”って言っている。

どうしても日本人がやらない仕事があるんだったら、外国人の力を借りなければいけない。だったら、待遇を上げて、日本国民と同じように対応しなきゃいけない。そういう意味での移民政策なのだが、どうしてもアメリカ型やフランス型に思われてしまう。

 ほんこんさんが言うように、株式会社がきちんと入ってくればそういう環境にもなると思う。そういうのもやりながら、あくまでも外国人労働者の賃金など、条件は日本人と同じようにしていく。今の日本の制度はむちゃくちゃなんですよ。移民政策はやらないって言いながら、外国人労働者を使わなきゃいけないから。ほんとにひどい制度になっている」

https://news.yahoo.co.jp/articles/921ad6f35f3e6acce358e62c42b4c1d4693a679d
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