「収入は父親の年金のみ。1日に食パン2枚」

2019年2月27日産経WESTによると、奈良県斑鳩(いかるが)町のアパートの一室で93歳の父親の遺体を放置したとして、同居していた60歳の息子が死体遺棄で逮捕されました。

NHKがこの事件をその後、詳しく取材しています。それによると、母親の介護のために仕事を辞めた息子は、母親が亡くなったときにはすでに50代半ば。仕事はみつからず、ひきこもり状態となって、父親とふたりで暮らすようになります。

収入は父親の年金のみ。1日に食パン2枚という生活を送っていて、父親が老衰で亡くなったときには手元に数千円の現金しかなく、葬式を出せずに遺体を放置していたというのです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cf1054db6e9585acd206d4305385a7b0801c51cf