上場企業、コロナ前を上回る業績回復 中間期は利益倍増へ
https://www.asahi.com/sp/articles/ASPCC64NTPC9ULFA01L.html
上場企業の2021年9月中間決算は、最終的なもうけを示す純利益が前年同期の2倍以上の大幅増益となる見通しだ。
コロナ禍による経済活動への制約が国内外で緩和されてきたためだ。
ただ、回復を引っ張ってきた製造業では、半導体不足などで回復ペースが鈍化するなど、先行きには懸念材料もある。

東証1部に上場している3月期決算企業1330社(金融を除く)のうち、10日までに中間決算を発表した1038社(全体の78%)をSMBC日興証券が集計した。売上高の合計は前年同期比15・2%増の204・1兆円。
本業のもうけを示す営業利益は2・0倍の16・8兆円、純利益は2・1倍の15・9兆円だった。純利益は8割弱の820社が増益で、過去最高益となる企業も目立った。
 コロナ前の19年同期と比べても、売上高は4・0%減ながら営業利益は8・1%増、純利益は21・6%増と、コロナ前を上回るほどの回復となっている。


7〜9月の実質GDP、年率3.0%減 2期ぶりマイナス
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA129QR0S1A111C2000000/
内閣府が15日発表した2021年7〜9月期の国内総生産(GDP)速報値は物価変動の影響を除いた実質の季節調整値で前期比0.8%減、年率換算で3.0%減だった。マイナス成長は2四半期ぶり。
新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言などで個人消費が落ち込み、自動車の減産で輸出も伸び悩んだ。