日本ハムのビッグボスこと新庄剛志監督(49)が繰り返すスタイルキープ≠フ美学。自身のインスタグラムでバキバキに鍛え抜いた体も披露しているビッグボスは、理想とするカッコいいチームづくりのため、選手、コーチ陣にダイエットのススメを説いている。

「太っていることが、人間的にだらしないというイメージがある。スタイルを保っている人は自分に負けずに、しっかりした気持ちがあるんじゃないかと」

体のゆるみは、気のゆるみ―。オフシーズンに入り、クラブハウスなどで食事を取る機会が多かったシーズン中とは異なり、個々の食事管理の比重も増える。減量は見た目もさることながら、精神的な成長を促す意図が大きい。

「ダイエットをしていく過程ってものすごくつらい。でも、それを続けていければ人間って慣れてくるもの。慣れてくるまで『自分に勝ちなさい』ということ」

そんなビッグボスの目指す理想が、トイレのピクトグラムだ。「トイレのマークが目標。歯もね、便器みたいに白く」。お手洗いの表示にある男性の「○▽」からなる逆三角形≠フシルエット。さらに、ピカピカに磨かれた便器のように真っ白な歯を目指し、自身の美を追求しているという。

まずは2月1日のキャンプインが一つのチェックポイントになる。「『誰あなた…めっちゃ変わったじゃん』ってなる選手たちの顔を見るのが楽しみ」。見た目が変われば、中身も変わる−。トイレマークナイン≠ェ北の大地を沸かす日は…近い。

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