現在まで確認された「Nu」ウイルス感染事例はボツワナ3人、南アフリカ共和国6人、香港から入国した男性1人ら合計10人だが、この時点で3カ国でウイルスが発見されたことからすでに広範囲に広がっているだろうと専門家が診断したとデイリー・メールは伝えた。

特に今回の「Nu]変異種はその他の変異株よりも感染力が強くワクチンにも耐性があるというのが専門家の意見だ。「Nu」はスパイク(spike)タンパク質に32に達する突然変異を持っているが、そのうち多くが伝染性が強くワクチン耐性を持っていることが分かったためだ。

新型コロナウイルスは自身のスパイクタンパク質を人体細胞表面のACE2受容体と結合することで浸透する。ウイルス変異でスパイクタンパク質の形が変われば、抗体がウイルスの細胞侵入を防ぐことができない場合が発生し、感染と伝播がさらに容易になる可能性がある。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f3c8da8c35049a5aa262b2266eccc8a66809902d


このうち1人は南アからの旅行者。もう1人は同じホテルの向かい側の部屋に隔離されていた。
政府によると、後者は部屋の間の空気の流れによって感染した可能性がある。

英政府は25日、新たな変異株に対する懸念を理由に南アなど一部のアフリカ諸国からの航空便を一時禁止すると発表した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3334aff0a1584d2322eedcaa01d7f3d922e5ab67