[マドリード 25日 ロイター] - サッカーのスペイン1部バルセロナや同国代表で活躍し、現在はJ1神戸でプレーするMFアンドレス・イニエスタが、自身のSNSで暗号資産取引所「バイナンス」を宣伝するような発言をしたことを受け、スペインの規制当局が注意を促した。

イニエスタは24日、ツイッターやインスタグラムに「私はバイナンスで暗号資産を始める方法を学んでいる」と投稿し、ノートパソコンの前でバイナンスで取引をしているかのような写真も掲載した。

スペインの市場規制当局はイニエスタの投稿を受け、「暗号資産は規制がなく、重大なリスクを伴う」と同選手のアカウントに返信し、暗号通貨への投資を行う前、あるいは他人に勧める前に十分な知識を得る必要があると訴えた。

バイナンス側がこの投稿に関して報酬を払っているかどうかは不明。イニエスタはロイターの取材には応じていない。

イニエスタはツイッターのフォロワー数が約2500万、インスタグラムは約3800万と強い影響力を持っている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5b8d08d1a62ed85d3cd65f26c5f42c3856a97e72