韓国証券市場、今年に入って世界最下位レベルに
https://news.yahoo.co.jp/articles/39701f28b4b932f9c6de8bb4bf5903649b37837b

韓国で新型コロナウイルス感染が広がった昨年、世界最高の収益を出した韓国証券市場が、今年に入って世界最下位レベルに落ち込んだ。中国証券市場の低迷やグローバル供給網のボトルネック現象という悪材料にぶつかった上、昨年1年間、急激に上昇した後遺症に苦しんだ影響だ。

26日、韓国取引所によると、コスピ指数は今年に入って3.72%(25日基準)の上昇に止まった。昨年、コスピ指数が30%以上上昇し、投資ブームを起こしたことと相反する空気だ。問題は、韓国の証券市場がとりわけ冷え切っていることだ。同期間、米ナスダック指数は22.94%も上昇した。日本の日経225指数も7.49%上昇した。このほか、ユーロ・ストックス(20.85%)、台湾加権指数(19.83%)、インドのセンセクス指数(23.13%)など、軒並み韓国証券市場を上回った。「規制ショック」を受け、外国人資金が大規模に離脱した中国上海総合指数(3.20%)や香港ハンセン指数(-9.15%)のみ、コスピ指数を下回った。