駅バリアフリー化の整備費 運賃に最大10円上乗せ 国交省方針

鉄道の駅のバリアフリー化のための整備費用を運賃に上乗せして利用者に負担してもらう制度を国が設けることになりました。
東京・大阪・名古屋での導入を想定し、1回の乗車当たり最大10円の上乗せを見込んでいます。

鉄道の駅のうち比較的利用者の少ない駅では、エレベーターや転落防止のホームドアが設置されていないなどバリアフリー化が進んでおらず、
国土交通省は検討の結果、鉄道会社が運賃に整備費用を上乗せして利用者に負担してもらう制度を設ける方針を決めました。

エリアは東京・大阪・名古屋の3大都市圏を想定していて、来年1月以降、導入を希望する鉄道会社からの届け出を受け付け、再来年春にもスタートさせたい考えです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211120/k10013355271000.html