新潮ドキュメント賞、編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞・作品賞を受賞し、多くのノンフィクションで高い評価を得てきた著者がポリティカル・コレクトネスという新たな敵の正体を暴く! https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000050.000047701.html

学校での「教師によるいじめ」として全国で報道もされた事件の取材を通して、 他メディアによる報道が、 実際はモンスターぺアレントの言い分をうのみにした「でっちあげ」だったことを発見。 冤罪を解明した過程をまとめた 『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』 で、 2007年に 「新潮ドキュメント賞」を受賞 。 同書は文庫で17.5万部とベストセラーになっており、 コミック版も発売されています。

また 『モンスターマザー 「長野・丸子実業高校【いじめ自殺】でっちあげ事件」』 では、 編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞・作品賞を受賞 するなど、 多くのノンフィクションで高い評価を得てきた福田ますみが、 ポリティカル・コレクトネス(政治的正しさ=ポリコレ)の実像に迫る。

「人種差別やジェンダーによる差別をなくし、 多様性を認めよ」という掛け声のもと、 「新しい正義」がうたわれ、 その正義の基準に沿わないものは、 全メディア総出で、 集団リンチのごとく批判され、 社会的に抹殺されるキャンセル・カルチャーや、 批判的人種理論が幅を利かせるアメリカ。

多様性とは、 自らと違った立場の意見を尊重し、 相互に認め合うことなのに、 逆に「不寛容」ばかりが増し、 企業も学校も社会も息が詰まっていく。 ポリコレ先進国のアメリカでは、 非キリスト教徒に配慮するという大義名分のもと、 「メリークリスマス」という言葉は奪われ、 性差別への配慮として、 米国の下院議会では「お父さん」「お母さん」をはじめ、 性別を規定する言葉の使用は許されなくなってしまった。