by ウワーマン ライター
2021.11.27 07:00

ネットワーク機能を標準搭載した夢のマシン

 いまから23年前の1998年(平成10年)11月27日は、ドリームキャストが発売された日。

 ドリームキャストはセガから発売された、セガサターンの後継機にあたる据え置き型ゲーム機。同世代のマシン(プレイステーション2、ゲームキューブ、Xboxなど)の中でもっとも先行して発売され、湯川専務のCMなどとともに当時非常に話題となった。復刻版のメガドライブミニやゲームギア ミクロを含めなければ、現状本機がセガが発売した最後の家庭用ゲームハードとなる。

 他社のハードと比較して先進的だったのは、ネットワーク機能を標準搭載していた点。モデムを内蔵していたため、ケーブルを繋ぐだけで簡単にインターネットに接続してウェブサイトを閲覧したり、チャットなどでコミュニケーションを取ったりすることができた。Xboxや後期の薄型プレイステーション2も本体のみでネットワークに接続できたが、それらよりも数年先行していたのだからスゴイのひと言。簡易的なホームページを作るのも容易だったので、オリジナルの掲示板などを作って楽しんだ人もいたんじゃないかな。

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