「データを盗んで暗号化した。復元してほしければ連絡しろ」。 10月、身代金要求型の「ランサムウェア」と呼ばれるコンピューターウイルスの攻撃を受けた徳島県つるぎ町の町立半田病院。 26日、被害の詳細や今後の対応について会見しました。 (つるぎ町立半田病院・中園雅彦病院長)「電子カルテが使えませんので、紙カルテで診療を行っています。医事会計システムが稼働していないので、診察料はいただいていない状況です」。 病院によると、サイバー攻撃が始まったのは10月31日の深夜。 英語で書かれた脅迫文が、院内のあらゆるプリンターから大量印刷され、約8万5000人分の電子カルテが閲覧不能となりました。 さらに会計システムもダウンしました。 病院はつるぎ町と検討した結果、身代金は支払わないことを決め、既存のシステムのセキュリティを高めて再構築することとしました。

町立病院に「ランサムウェア攻撃」 データ復元の“身代金”要求は拒否 既存システム再構築の方針
https://news.goo.ne.jp/article/abcnews/region/abcnews-13038
https://youtu.be/IfyDUAN8HJE