JR東海は26日、座席がこぼれた飲み物などでぬれていないかどうかを瞬時に判別できる新たな清掃器具を開発したと発表した。来月から、東京駅に到着した東海道新幹線の清掃で使う。清掃時間を短縮し、判別の精度も高める。 この清掃器具は、棒の先端に温度を色で識別できる専用カメラが付いており、清掃員が座席にかざすと、スマートフォン上に結果が映し出される。ぬれている座席は座面や背もたれを外して取り換える。 従来は、別の器具を使って、座席に直接触れなければ判断できなかったという。 JR東海によると、東京駅に到着する東海道新幹線は1日100本以上で清掃を行っており、平均で1本につき2座席ほどがぬれているという。
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