ジャンプ『ブラクロ』が打ち切りに!? 唐突な超展開&掲載順に不安の声…

『週刊少年ジャンプ』で連載中の人気漫画『ブラッククローバー』に、ちょっとした異常事態が生じている。最新話にてシュールな展開が描き出され、打ち切りを心配する読者が相次いでいるのだ。

「ブラッククローバー」は、2015年から連載が続いている「ジャンプ」中堅漫画の1つ。中堅といってもTVアニメが長期にわたって放送されている上、コミックスの累計発行部数が1600万部を突破するほどの大ヒット作品だ。

まさかここにきて打ち切りなんてありえない…と思われていたが、11月22日発売の「ジャンプ」51号に掲載された第314話『集合体』で唐突な展開に。冥府の門が開かれてしまい、巨大な一つの悪魔・ルチフェロが顕現。それに対抗するべく、魔法騎士団「黒の暴牛」はそれぞれの力を合わせて城を巨大なロボット「超絶巨大暴牛号」に組み替える──。

巨大化する悪役や突然登場した「超絶巨大暴牛号」といった新要素に戸惑っている人も多いようで、読者からは《ブラクロ打ち切りみたいな展開でゲラゲラ笑ってる》《ブラクロもうよくわからんけど、畳みに向かってるんだろうか》《展開がさらに加速してる感あるので、もうすぐ終わっちゃうんじゃないかって不安がある》《今週のブラクロ、打ち切り漫画特有のノリ連発してて笑った》といったどよめきが広がっている。
心配される要素しかない『ブラッククローバー』

たしかに「敵が巨大化」「仲間が力を合わせる」といった要素は、突如連載終了を迫られることになった漫画にありがち。読者の頭に打ち切りの文字がチラつくのも、仕方がないことかもしれない。とはいえ、これだけなら話題性を重視してあえてネタを仕込んだものとも考えられる。

「ブラッククローバー」のファンがもう1つ懸念しているのは、最近の掲載順だ。「ジャンプ」では掲載順が読者人気を反映していると言われるが、同作はもともとほぼ10番目以内に食い込んでおり、安定した人気を維持していた。

しかし11月8日に発売された「ジャンプ」49号では、巻末に近い17番目まで急落。さらにその後も16番目、17番目の掲載が続いており、不調のように見えてしまう。

掲載順が低迷していることと超展開が相まって、不安を抱いている読者が多いようだが、もちろん今の紙面で即打ち切りという事態は考えにくいだろう。ただ、連載ラインナップが変わっていくなかで、もしかすると…という万が一の事態も考えられる。

はたして「ブラッククローバー」は、作者が思い描いていた通りの最終回まで連載を続けられるのだろうか…。

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