「中国と国交結ぶ」野党候補が優勢 ホンジュラス大統領選挙

台湾と外交関係がある中米のホンジュラスで大統領選挙が行われています。
選挙管理委員会の中間発表では、「中国と国交を結ぶ」と主張する野党候補が優勢となっていて、中米諸国との関係を重視するアメリカなどが結果を注視しています。

ホンジュラスは台湾と外交関係がある国の1つですが、与党候補のアスフラ氏がこの方針を維持する考えなのに対して野党候補のカストロ氏は「中国と国交を結ぶ」と主張しています。

カストロ氏が当選した場合、来年1月の就任後、どのような外交政策を示すのか、中米諸国との関係を重視するアメリカなどが注視しています。

中米諸国では、2017年にパナマ、2018年にエルサルバドルが、それぞれ台湾と断交し中国と国交を結んでいます。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211129/k10013366651000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_034