オミクロン株確認 千葉県知事“県内に10人程度の濃厚接触者”
2021年12月1日 13時20分 新型コロナウイルス

11月30日、新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」の感染者が日本国内で初めて確認されたことを受け、千葉県の熊谷知事は1日、県内に10人程度の濃厚接触者がいることを明らかにし「緊張感を持って特別な対応をしばらくの期間続けていく」と述べました。

アフリカ南部のナミビアから11月28日、成田空港から入国した30代の外交官の男性が、新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」に感染していたことが30日、日本国内で初めて確認されました。

千葉県の熊谷知事は1日、記者団に対して「千葉県で健康観察を行う方が10人程度いる」と述べ、県内に10人程度の濃厚接触者がいることを明らかにしました。

そのうえで、この10人程度について同居する人も含めて宿泊療養施設に入ってもらうよう対応を急いでいるとして「緊張感を持って特別な対応をしばらくの期間続けていく」と述べました。

また、30日から外国人の新規の入国が原則停止されていることについては「千葉県が抱える成田空港や航空関係産業にとってみれば厳しい状況だが、この対応を誤って感染が急拡大すれば問題が長期化するので特別な対応をとる必要がある」と述べました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211201/k10013369511000.html