ドアホン13万台回収 火災事故受け―パナソニック

パナソニックは1日、2012年7月から同年12月にかけて製造したテレビドアホンが原因の火災事故が4件発生したことを受け、対象製品約13万台を無償で点検・交換すると発表した。室内側モニター親機の部品が劣化し、発煙する恐れがあるため。

 対象は、親機品番が「VL―MV18」「VL―MV20」「VL―MV25」。対象製品の修理の際に発煙の原因となる部品が使われた可能性があるという。同社が調査したところ、納入仕様書に記載のない赤リンを含んだ樹脂が使われ、部品の焼損につながったことが分かった。
https://www.jiji.com/sp/article?k=2021120101173&;g=eco