11年越し「田舎暮らし」 前向く60代夫婦、葛尾で準備宿泊開始

内藤さんは2010年秋に光子さんの実家に新しい自宅を新築し、東京から夫妻そろって移り住もうとしていた。
その矢先、震災と原発事故が起きた。長期の避難指示で、2人の夢は何度も崩れかけた。
しかし、地震の被害がなかった自宅を解体するという決断には至らなかった。
「野行に家があることが心の支えだった」。
2人は震災後、2カ月に1度の頻度で一時帰宅し、自宅の掃除を続けてきた。
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