[1日 ロイター] - 米アップルは部品サプライヤーに対し、最新スマートフォン「iPhone13」シリーズの需要が減速していると伝えた。ブルームバーグ・ニュースが1日、事情に詳しい複数の関係筋の話として報じた。一部消費者が入手困難な同製品を諦めた可能性を示唆しているという。

アップルは世界的な半導体不足によりiPhone13の生産を既に1000万台削減しているが、今回はベンダーに対して注文に応えられない可能性があると伝えたという。

アップルと同社サプライイヤーのスリーエム(3M)、ブロードコム、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)はロイターのコメントの要請に応じていない。

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アップルのクック最高経営責任者(CEO)は、10月の7─9月期決算発表の際、売上高に60億ドルの影響を及ぼしサプライチェーン(供給網)制約が年末商戦を含む10─12月期に一段と悪化する恐れがあるとの見方を示していた。

https://jp.mobile.reuters.com/article/amp/idJPL4N2SN0UC