10日から16日は、北朝鮮人権侵害問題啓発週間だ。

残念ながら、今年も拉致被害者救出に向けての進展がまったくないままに年の瀬を迎えようとしている。日本国民のひとりとして、同胞を助けられないまま歳月が流れていくことに責任を感じずにはいられない。

11月13日、岸田文雄首相は都内で開かれた拉致問題解決を求める「国民大集会」に出席し、「わが国が主体的に動き、トップ同士の関係を構築することが極めて重要だ。条件を付けずに金正恩(キム・ジョンウン)氏と直接向き合う決意だ」と、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記との直接会談に意欲を示した。

この会談実現の暁に、ぜひ提案したいことがある。制服を着た自衛官を帯同していただきたいのだ。

https://www.sankei.com/article/20211202-JVRSJW4E6BJUNKFKA2G6RLD3Q4/