【写真】セクシー女優 八木奈々が過ごす、花と4000冊の本に囲まれた暮らし
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(略)
八木奈々の中にある「本がくれた豊かさ」
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──八木さんは読書家としても知られていますが、実際どれくらいのペースで読んでいるんでしょうか?
八木 確かに、ずっと本ばかり読んでるんですよね。本に触らない日って、1年のうちでもほとんどないです。
──最近、何かいい本はありましたか?
八木 新しい本も読んでいるんですけど、お気に入りを読み返したりしています。本って読み返すたびにもらう感情が違うから、何回でも読みたくなるんです。
家にたくさん本があるので、そのとき読みたい本をなんとなくで手に取ることが多いかな。
──家で読むことが多いんですか?
八木 家も多いけど、図書館にも毎週行っています。図書館のカウンターの脇にある、返却されたばかりの本が並んでいる棚が好きです。
人が読んだ本ってジャンルもぐちゃぐちゃで、知らない本もたくさんあるし、自分じゃ手に取らないような本が置いてあって面白いんです。
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──ちなみに今日の撮影の雰囲気にはどんな本が合いそうですか?
八木 うーん、書き方がやわらかい作家さんの本が合いそうかな。
──文体の柔らかさって、作家さんが女性か男性かで変わったりするのでしょうか。
八木 性別はあまり関係ないと思います。でも言い回しや言葉選びって、作家さんのそれぞれの色がすごく出る部分なんですよ。
似たような情景でも、ざっくりとした説明で読者にイメージを丸投げする人もいれば、そのときの風向きや太陽の角度までしっかり描写する人もいて。
そこがそれぞれ違うのも、本の面白さですね。
──本当に本が好きなんですね。
八木 家の本棚には4000冊くらいの本があるんです。9割小説で、残り1割は絵本や啓発本。
趣味部屋があるので、そこに大きな本棚を並べていて、ピアノも置いてあるんです。
自分の書斎みたいなものを持ってみたくてつくっちゃったけど、紙の香りがして、すごく落ち着くんです。
だから電子書籍より、私は紙の本が好きなんです。電子書籍は便利だとは思うけど、重くても紙の本を持ち歩いちゃいます。
──自分専用の図書館みたいで素敵ですね。
八木 この間も仕事で奄美大島に行ったとき、仕事の合間に読みたい本がたくさんあって。
6冊も持っていったけど、全然読みきれなかったし重かったなあ……(笑)。
いつか、旅先で読んだ本を紹介する仕事とかもしてみたいです。
旅先で本を読むと、そのとき使っていたブックカバーとかしおりとか、本から派生するものも好きになれるから。
そうやって、好きが広がっていくのはすごく楽しいですね。
これからもまだまだ、自分が新しいことをどう感じるのか、その気持ちを知りに行きたい。考えただけで楽しみです。
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