ソニーグループのプレイステーション部門は新たなサブスクリプション(定額制)サービスを計画している。
ソニーの計画に詳しい関係者の話とブルームバーグが確認した資料で明らかになった。米マイクロソフトの人気サービス「Xboxゲームパス」に対抗する動き。

  メディアに話す権限がないとして匿名で語った関係者によると、コードネーム「スパルタカス」と呼ばれる新サービスでは、プレイステーションのユーザーは月額料金を支払って新旧ゲームにアクセスできるようになる。
同サービスは販売台数が1億1600万台を超える「プレイステーション4(PS4)」と後継機の「PS5」向けに提供される公算が大きいという。
PS5は約1年前に発売されたが、サプライチェーンの問題で入手困難な状況が続いている。

  春に予定される提供開始時には、同サービスはソニーの2つの既存サブスクリプションプラン「PSプラス」および「PSナウ」と統合する見通し。
ブルームバーグが確認した資料からは、「PSプラス」のブランドは維持されるが、「PSナウ」は段階的な廃止が示唆されている。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-12-03/R3JTQDDWX2PT01