オミクロン株が世界で初めて確認された南アフリカ。ここ数日で、感染が急拡大しています。
今月3日には、一日の感染者数が1万6000人を超えました。オミクロン株の影響とみられています。

 「感染力の強さ」を物語るデータも…。変異株に感染した人が「どの株だったか」を割合で示したものです。
10月には「デルタ株」が全体の8割を占めていましたが、11月に入るとデルタ株はおよそ2割に、「オミクロン株」が7割以上と急速に置き換わっています。

 一方、「重症化リスク」についてはどうでしょうか。
EU(ヨーロッパ連合)の衛生当局は、オミクロン株による死者はおらず、感染者のほとんどは無症状か軽症だと発表しています。

 冒頭でお伝えしたノルウェーのクリスマスパーティー。オミクロン株に感染した13人はいずれも症状が軽く、入院している人はいないということです。

 それでも、WHOは「実態を把握するにはあと2、3週間はかかる」と警鐘を鳴らします。

 WHO、ケルコフ氏:「最初は軽い症状で重症化までに時間がかかっている可能性もあります。私たちがオミクロン株を理解するには時期尚早です」

https://news.yahoo.co.jp/articles/975080d23d3bde38df57e5f79b2d5f041bee494b