こう見えることがあるというだけで、大きな誤解であることは重々承知しております。当てはまる人がいるとしても、それはあなたのことではありません。女性に限らず「フェミニスト」を標榜している男性も、こう見えることが多々あります。

 これを読んでカチンと来て、書いた私を即座に「差別主義者認定」した方もいらっしゃるでしょう。「典型的なマンスプレイニングだ!」と罵倒されている気もします。そうすれば気が済むなら、何の解決にもなりませんが、どうぞご存分に。もし気が向けば、どこかから「そういうとこだぞ」と突っ込まれている図式を想像してもらえたら幸いです。

 上の10の特徴は、じつは「フェミニズム」に限った話ではありません。「フェミニズム」を「リベラル」や「ネトウヨ」などに入れ替えても、具体的な用語を調整すればほぼ当てはまります。「フェミニズム」の特徴ではなく、人間のサガなのかもしれません。

 重ねて申し上げますが、世の中がいい方向に進んでいくには、女性と男性が今よりもいい関係を築いていくには、「フェミニズム」の力が絶対に必要です。ひとりひとりが意識改革に努め、小さいことからコツコツと行動を起こしたいところ。さらに「フェミニズム」の輪が広がるように、みんなが手と手を携えることができるようにと願って、あえて違和感を表明いたしました。ケンカを売っているように読めたとしても、それは気のせいです。