韓国は近年先進国に数えられるようになり、中国では「韓国はどれだけ強い国なのか」という話題が関心を集めている。中国メディアの捜狐はこのほど、「韓国と日本を比べたら、どちらが強いか」と題する記事を掲載した。

記事はまず、韓国のテレビ番組で韓国と中国と日本について言及する時の「並び順」について紹介するコーナーがあったことを紹介した。中国人は「中韓日」、韓国人は「韓中日」の順だと紹介し、自国を最初に持ってくるのは通例だが、「中国人も韓国人も日本を一番後ろに持ってくる」と指摘した。日本を最後に持ってくるのはやはり「国力が劣るからだ」と分析している。

では、韓国が先進国として認められるようになったいま、韓国の総合的な国力はどのくらいなのだろうか。記事の中国人筆者は、同じ先進国でも「先進国になったばかりの国と、先進国になって長い国とでは、全然違うのが現状」と指摘している。韓国は人口、国土面積、経済、工業、科学技術などで日本を大きく上回っているとした。

軍事面については、韓国には兵役制度があるため軍の規模が大きく、兵士数では日本を大きく上回ると紹介した。また、兵器については、韓国の軍事力は防衛に限られているにもかかわらず、全分野で日本を上回っており、特に潜水艦技術は非常に進んでいると指摘している。結局、日本は韓国の先進的な武器で相殺されてしまうので「韓国の軍事力から鑑みて、比べるまでもない」とした。

記事は結論として、韓日の国力にはかなりの差があり、どちらも先進国とはいえ「韓国が圧倒的に上回っていて、レベルが違う」とした。中国人としては、中国より先に先進国になった韓国のことが気になるようだ。
https://news.fresheye.com/searchina/china/20210727_00077-1701010.html