「セックスレスの原因は?」に対する回答は「自分にある」24%、「両方にある」41%、「パートナーにある」15%、「わからない」20%。
原因が女性側にもあると感じている人が65%にものぼった。

 さらに、パートナーと性交できる状況でありながら「自分はセックスレスだと思う」と回答した人に、その原因と考えられる35項目を示し、当てはまるものすべてにチェックを入れてもらうように求めた(複数回答)。回答のうち10%を超える上位11項目は以下の通りであった。
思い当たる項目はあるだろうか。

1「家事や仕事などが忙しくて睡眠不足・体力不足」(28.3%)

2「何となく」(25.7%)

3「家族だと感じセックスの対象ではなくなった」(24.7%)

4「子供がいること」(19.4%)

5「パートナーから誘われなくなったから」(18.0%)

6「挿入時に痛みがある」(14.4%)

7「もともとセックスが嫌い・興味がない」(13.4%)

8「付き合いが長いから」(12.7%)

9「セックスのマンネリ化」(12.0%)

10「出産」(11.3%)

11「子供との添い寝」(10.3%)。

 セックスレスの改善に向けての提言を示す一方で、2019年の調査では「セックスレスを改善したいと思わない207人」に対し「なぜセックスレスを改善しなくても良いと思いますか?」を尋ねている。
 上位5項目の回答選択肢は、

1「セックスをしなくてもパートナーの愛情を感じている」(49.8%)

2「セックスに興味がない」(38.2%)

3「性欲がない」(30.9%)

4「パートナーに興味がない」(17.9%)

5「家事や仕事が忙しいのでセックスをする余裕がない」(11.1%)

 であった。
「家事や仕事の忙しさ」がセックスレスの原因でも、改善しなくても良いと思う理由にも登場しているのは興味深い。

https://joshi-spa.jp/1127201