歌舞伎町ビル殺人事件「もうトー横には来ないほうがいい!」 40代被害男性が抱えていた“キッズ”とのトラブル

千葉からの乗り込んできた暴走族
 氏家さんがトー横に姿を現し始めたのは今年8月頃で、「いつしかここに集まる子供たちのお父さん的存在になっていた」と
知人は語る。だが、事件が起きる数週間前の夜に異変が起きたという。

「いつものように広場で氏家さんと円になって話をしていた子供たちに、“千葉から来た暴走族”を名乗る少年たちが
絡んできたのです。今回の殺人事件を起こしたグループの中に、彼らが含まれているかはわかりません。少年たちは
『俺たちは喧嘩が強い』などと言いながら円に入ってきた。その時はトラブルになりませんでしたが、心配になった
氏家さんは、トー横の中でも喧嘩が強い“武闘派”の子供たちに彼らのことを報告したのです」(同)

 すっかりトー横に溶け込んでいた氏家さんは、子どもたちを守りたいという一心だったのだろう。だが
、“仲間”を思った行動が思わぬ結果を招く。氏家さんの報告を受けた武闘派の子供たちと、千葉の暴走族を
名乗る少年たちとの間で喧嘩が勃発してしまったのだ。喧嘩は千葉グループの勝利に終わったが、
勢いづいた彼らは、喧嘩の原因が氏家さんの“告げ口”にあると考え、氏家さんを呼び出すようになったという。

 この頃からトー横では、顔を大きく腫らした氏家さんの姿が度々目撃されるようになった。

「氏家さんは千葉から来た少年たちに何度も呼び出され、その度にボコボコに殴られていました。
見かねた通行人が通報し、病院に搬送されたこともあったようです」
「事件前、関口容疑者が『トー横に来る子供たちを手下にしたい』という旨の話をしていたのを聞いたという証言も
あります。氏家さんと容疑者らに何があったのか、捜査が続けられています」
https://news.yahoo.co.jp/articles/038cc374442b8df40bf5307c58246babf13574d8?page=1