中国、アフリカ大西洋沿岸初の基地建設を検討
12/6(月) 8:37配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/451e684caa4c44e75870f5cce9edb30a970f833d
【バタ（赤道ギニア）】米情報機関の機密報告書によると、中国は赤道ギニアに軍事基地を建設する意向だ。
実現すれば、中国が大西洋沿岸に初めて常設の海軍基地を持つことになる。
複数の米当局者が明らかにした。
米当局者らは機密情報の詳細について語らなかった。
だがこの報告書は、中国の軍艦が米東海岸の反対側で再軍備・再装備を行うことができるようになるという見通しを示すもので、ホワイトハウスと国防総省はその脅威を警戒しているという。
ジョン・ファイナー大統領副補佐官（国家安全保障問題担当）は10月に赤道ギニアを訪問し、テオドロ・オビアン・ヌゲマ・ムバソゴ大統領とその息子で後継者とされるテオドロ・ヌゲマ・オビアン・マング副大統領に対し、中国からの申し出を拒否するよう求めていた。
バイデン政権のある高官は「われわれは海上保安問題に対応する外交の一環で赤道ギニアに対し、同国での（中国の）活動を含む特定の措置が国家安全保障上の懸念を高める可能性があると明確に伝えている」と語った。
ムバソゴ大統領の息子の1人であるガブリエル・ムベガ・オビアン・リマ鉱業・石油相にウォール・ストリート・ジャーナル（WSJ）が問い合わせたところ、赤道ギニアと中国の関係や一族の汚職疑惑に関する質問は書面で提出するよう求められた。
同氏はこれらの質問には答えなかった。赤道ギニアの駐米大使に複数回取材を申し込んだが、回答は得られなかった。
