【ニューヨーク時事】週明け6日のニューヨーク株式相場は、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」をめぐる過度な懸念が後退し、大幅反発した。

 優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比646.95ドル高の3万5227.03ドルで終了。上げ幅は一時770ドルを超えた。ハイテク株中心のナスダック総合指数は139.68ポイント高の1万5225.15で引けた。

 南アフリカからの初期段階の報告で、オミクロン株感染者が軽症で済む傾向があると伝わった。また、ファウチ米国立アレルギー感染症研究所長が前週末、米テレビに対し、「これまでのところ、重症度が高いようには見えない」と語っており、市場では過度な懸念が和らいだ。 

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