180m超が60基 国内最大規模の風力発電計画に揺れる自然豊かな町 初の住民説明会は大荒れ 三重県

一定の風速があれば、昼夜を問わず電気を作れる風力発電。
「再生可能エネルギーの象徴」とも呼ばれる「風車」の建設計画を巡って、三重県の山間の静かな町が揺れています。

「三重県津市の郊外です。この地点からでも50基以上の風車を見ることができます」(記者)

 三重県内に設置されている風力発電施設の数は全国5位です。県の面積の6割以上を山林が占めている三重県は、
約3分の1のエリアで、風力発電に適した年平均で風速5.5メートル以上の風が吹くといいます。

 そんな三重県で、新たに国内最大規模の風力発電所計画が持ち上がりました。

 予定地は、奈良県との県境にある松阪市飯高町です。
山々に囲まれた人口3300人ほどの町に、高さ180メートルを超える風力発電機を最大で60基を建設するというのです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/56afbd2afc89510d6be64faa98db8ed4a4ea7f35