インドのアミット・シャー内相は6日の議会で、北東部ナガランド州モンで軍がバスを誤射するなどして
市民14人が犠牲になったことを認め、遺憾の意を表明した。「過激派と誤認した」という。

 シャー氏によると、軍が4日、過激派情報を得て待ち伏せしていたところ、通りかかったバスが制止に応じなかったため撃ち、
炭鉱労働者6人が犠牲になった。軍は抗議に押し寄せた市民に対して「自衛のため」として発砲し、さらに7人が死亡した。
5日も発砲で市民1人が死亡した。

 現地では分離・独立を求める反政府勢力が長年活動しており、政府は兵士に令状なしの発砲や逮捕を認め、
起訴を免れられる特権を付与している。州首相は6日、特権の停止を要求した。

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