ガソリン60銭安の168円
灯油は14週ぶり値下がり

 経済産業省が8日発表した6日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、1週間前の11月29日時点の前回調査と比べて60銭安い168円ちょうどだった。4週連続の値下がりだが高値水準が続いた。

 灯油18リットル(一般的なタンク1個分)当たりの価格は5円安い1947円。14週ぶりに値下がりしたが、依然として高値で推移している。冬場の暖房需要が高まる中、家計には打撃となる。

 調査した石油情報センターによると、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の感染拡大で需要が落ち込むことへの懸念から原油価格が下落し、小売価格に反映された。
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