精神疾患に対する社会の偏見は根強く、とりわけ統合失調症は「何をするかわからない病気」「不気味な病気」といった根拠のないレッテルが貼られることがあり、いわれなき偏見がつきまとうことがあります。統合失調症からの回復を考える上で、このような対応はマイナスにしかなりません。

統合失調症の人の気質と行動特性についても知っておくことです

適度に休むことができず、疲れやすい

状況の把握が苦手で、臨機応変な対応が難しい
融通がきかず、場にふさわしい態度や行動がとりにくくなります

状況の変化にもろく、課題に直面すると混乱してしまう
新しい物事に対する状況判断や決断力に乏しいため、問題解決を必要とするような状況の変化に対応することができませんパニック状態になることがあります。

過去の経験に照らして行動できず、同じ失敗を繰り返しやすい

方便としての嘘をつくことができず、断れない

自己像がひどくあいまいで、受動的な態度が目立つ
あいまいな自己像が現実検討力の低さと結びつくと非現実的なうぬぼれや高望みとなり
逆に自己評価の低さに結びつくと現実の自分の価値に頼ることをあきらめてすべてが他人任せの受動的態度が目立ってきます

生活のしづらさを理解する
身体に障害を抱えている場合には生活のしづらさというのが一見してわかりますが、精神疾患の場合の生活のしづらさはなかなか理解されません
本人が無理なくできるレベルを把握することが大切になってきます

https://www.mental-navi.net/togoshicchosho/for-around/