新型コロナウイルスのオミクロン株が感染拡大するなか、研究者たちはPCR検査では検出されない「ステルス型」のオミクロン株を発見したと報告した。英紙「ガーディアン」などが報じている。

同紙によれば、このステルス型には標準的なオミクロン株と同じ変異が見られるが、特定の遺伝子変化がないため、PCR検査での特定ができないという。新しいオミクロン株の発見をうけ、研究者たちはオミクロン株(B.1.1.529系統)を、標準的なオミクロン株(BA.1)と新たなステルス型(BA.2)に分けたと伝えられている。

ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン遺伝学研究所の所長、フランソワ・バローは「この2つは異なる行動をとる可能性がある」と述べている。


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