自民 竹島上陸で韓国への制裁措置検討する作業チームの初会合

韓国の警察庁長官が島根県の竹島に上陸したことなどを受けて、自民党は韓国に対する制裁措置を検討する作業チームを新たに設置し、来年夏までに具体策を盛り込んだ中間取りまとめを行うことになりました。

韓国の警察庁長官は先月16日、島根県の竹島に上陸し、現地に派遣している警察官を激励しました。

これを受け自民党は8日、韓国に対する制裁措置を検討する作業チームの初会合を開きました。
座長を務める佐藤外交部会長は、日本政府が再三にわたって自制を求めていた中、上陸が行われたことを強く批判したうえで「抗議をするだけでなく何らかの方策が必要だ。韓国側には、ほかにもいろいろな問題もあり、しっかりと政策を作っていきたい」と述べました。
会合では今後、関係省庁との議論や有識者からのヒアリングも行いながら、金融や投資、それに貿易など幅広い分野の制裁内容を検討し、来年夏までに具体策を盛り込んだ中間取りまとめを行うことを確認しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211208/k10013380841000.html