山梨県警は50代男性警視が覆面パトカーを運転中にスピード違反をしたにもかかわらず、もみ消そうとしたとして懲戒処分しました。

 山梨県警によりますと、交通部の50代の男性警視は9月、甲州市内の国道で覆面パトカーを運転中に法定速度60キロのところを85キロで走行しました。

 警察官から停止を求められると、取り締まりを逃れるため助手席に乗っていた部下の男性警部補に赤色回転灯を出させて緊急走行中だと言わせ、その場を走り去ったということです。

 当時は全国交通安全運動の期間中でした。

 県警は男性警視を停職1カ月、男性警部補を本部長注意の処分とするとともに書類送検しました。

 男性警視は今月8日付で依願退職しました。

 県警は再発防止に努めるとしています。https://news.yahoo.co.jp/articles/680e6d09c678240de81167835ec015bf2850a4c2