トヨタ、2工場の稼働を一部停止 約3500台が影響

トヨタ自動車は9日、田原工場(愛知県田原市)とトヨタ自動車九州の宮田工場(福岡県宮若市)の稼働を8日から一部停止したと明らかにした。東南アジアからの部品調達が滞ったことに加えて、国内での物流が逼迫している影響を受けた。
影響台数は2020年のトヨタの国内生産台数(約292万台)の1%未満の約3500台。トヨタは22年3月期の世界生産台数で計画している900万台は維持する。

トヨタはレクサスを生産している田原工場の第3ラインを8日から11日まで、同じくレクサスを生産する宮田工場の第1ラインを8日から10日まで停止する。
トヨタは9月から部品調達難の影響で大幅な減産を強いられていたが、12月の国内生産については5月以来、7カ月ぶりに国内全14工場28ラインが通常化する見通しを示していた。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD098AL0Z01C21A2000000/