南朝鮮のコロナ感染者、過去最多の7000人突破 オミクロン株は計38人
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南朝鮮政府は8日、新型コロナウイルスの1日当たりの新規感染者が7175人に達したと発表した。
7000人を超えるのは初めて。重症者も過去最多の840人となり、首都圏の重症者病床の稼働率は8割を超えている。

文在寅ムンジェイン政権は今週から、食堂やカフェを含む屋内施設を利用する際に、ワクチン接種済みを示す「防疫パス」の提示を原則義務化。
高齢者のワクチン3回目接種も急ぐが、感染の抑制効果が表れるのは1、2週間後との観測もある。

来年2月からは中高生が多く利用する塾などにも防疫パスの対象を拡大するため、事実上の接種義務化だと物議を醸している。

仁川インチョン市の教会を中心に広がった変異株「オミクロン株」の感染者はこれまでに38人。
外国人対象の礼拝に参加していたソウルの大学に通う留学生3人が含まれていたことから、大学を介した感染拡大も憂慮されている。