「空き巣のプロ」のおきて 8年間で5000万円盗む
7日、福岡地方裁判所で、懲役2年6カ月の実刑判決を受けた男。
窃盗などの罪に問われた無職・満井典彦被告(41)。
捜査関係者などによると、2021年6月に逮捕されるまでのおよそ8年間、盗みを繰り返していた。
わかっているだけで、243件。被害総額は、5,000万円を超えるプロの空き巣。
その裏にあったのは...。
捜査関係者によると、満井被告は、いくつかのおきてを守って空き巣を行い、警察の捜査をかいくぐっていたという。
空き巣のおきては、全部で7カ条。
「靴を脱いで室内を荒らさない」や「日没から午後9時の間に行う」などと並んでいるのが、「庭がきれいな家を狙う」。
その理由は、家の中が整理されていて、現金を見つけやすいから。
現場となった家を訪ねると、確かに、庭が整えられていた。
空き巣の被害者「ここの引き出しに、封筒で25万前後で入っていた。通帳とかも入れてた。印鑑とか、そういうのは手をつけてなかった。お金だけがなくなっていた」
空き巣だけで生活していた満井被告。
裁判では、「仕事をすると、給料をもらうまで時間がかかったから」と話している。
https://www.fnn.jp/articles/-/282960
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