東京都の小池百合子知事が10日、都庁で行われた定例会見に出席。国内で確認された、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の対応として、換気を呼び掛ける動画を作成、公開した。

オミクロン株の感染状況について、小池都知事は「市中感染はまだ確認されていません。空港でこれまで4例確認されており、都内の濃厚接触者138人には宿泊療養施設への入所を勧奨している。
また、都の宿泊療養施設2000室以上を国の検疫施設として提供しました」と現時点での対応を語った。

 都民や企業に対しては「師走に入り何となくソワソワしてくる一方、空気が乾燥し感染症が広がりやすい時期になってくる。そこで換気が効果的。
1時間に数分でも窓を開けておく。お客さんを呼び込むときも換気をしていることがお店の売り出しになるように。換気は重要な今のテーマ」とし、換気の重要性を説いた。

 また、都立国立高校のコーラス部がベートーベンの「第九」に合わせ、替え歌で換気を呼び掛ける内容の動画を作成。
「第九の季節なんでね。“歓喜の歌”で換気を呼び掛ける内容になっています。中小企業には換気設備に助成もありますので」と話した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4504dad46cffa4c310f3a9b1f6bd1102152a6e88

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