「豊見城のスパイダーマン」が9日、沖縄県豊見城市役所に山川仁市長を訪ね、来春入学の新小学1年生のために役立ててほしいとランドセル20個を寄贈した。
スパイダーマンは「豊見城市は子どもが多い街。アメリカンヒーローとして経済的に苦しい家庭のために何かしたかった」と語った。

市長室近くの関係者しか立ち入れない場所から現れたスパイダーマン。
同市「ハリウッド在住」といい「ランドセルがないと、児童にも悲しい記憶が残るはず。日々笑顔になってほしいと思った」と理由を説明した。

山川市長は「寄贈は子どもたちに夢と希望を与えるもの」と感謝。市の広報誌も読むという“英雄”は、クモの糸を使うことなく徒歩で市役所応接室から立ち去った。

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