京都府向日市に寄付する匿名の高齢男性が今年も市役所を訪れ、「体の不自由な方のために役立てて」と記した手紙と現金5万円を置いて去った。

男性は市職員から「まちの天狗(てんぐ)さん」と呼ばれ、毎年、師走になると寄付金を持参している。39回目で13日午前10時20分ごろ、市役所東向日別館(寺戸町)を訪れ、「いつものです」と今回も名を明かさず女性職員に封筒を手渡したという。

 封筒には現金のほか、市長宛ての手紙があり、「体の不自由な方々のために役立ててください」と書かれていた。寄付は1982年に始まり、総額は218万円。
市は積み立てて社会福祉事業に活用する。


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