「The Decline of U.S. Corporate Investment」によると、アメリカの1950〜2016年の間の経済成長の約半分は、生産年齢人口の増加によるものでした。アメリカでも生産年齢人口の伸び率の低下が、企業の設備投資の低迷につながっているとあります。

従来、成長の半分を支えていた消費者の増加によって利益が得られると考え設備投資をしてきた企業の設備投資意欲が、消費者の増加による売上の増加がこれまでほど見込めなくなってきたので低下していると分析されています。データ分析の結果によると、企業投資の低迷のうち、3分の1から3分の2までが人口増加率の低下で説明できるとあります。

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