エアコン商戦 寒冷地で熱 暖房能力向上 灯油価格高騰も追い風

冬のエアコン商戦が始まった。この数年、激戦区≠ニして注目されるのが北海道や東北地方だ。灯油を使うヒーターが主流の
寒冷地に向けて、家電各社は外気温がマイナス10度や20度を超えても室内がしっかりと暖まる
高機能モデルを相次いで投入している。新型コロナウイルス禍で在宅時間が増えたことや原油高も追い風となっている。

国内の家庭用エアコン市場のうち、寒冷地向けは2〜3%だが、この数年は2ケタ成長が続く。
内閣府によると、寒冷地の家庭用エアコン普及率は7割に届かず、全国の約9割と比べ成長余地が大きい。

かつて「エアコンの暖房機能が効かない」とされてきた豪雪地帯が激戦区となったのには、いくつかの理由がある。
https://www.sankei.com/article/20211122-YTHJV7EPLJITPHWSMVTHJGJLVY/