『週刊プレイボーイ』で「挑発的ニッポン革命計画」を連載中の国際ジャーナリスト、モーリー・ロバートソンが語る。
https://article.auone.jp/detail/1/4/8/22_8_r_20211220_1639950411648243

単に"ポリコレ"が厳しくなったという話ではなく、今や日本発のアニメを見て育った、世界中のさまざまな文化圏で暮らす多様なクリエイターたちが、作品の"再構築"に携わる年齢になっています。

"児童ポルノ的"な表現について、日本は世界基準に比べて異様にユルいということは、多くの方が薄々気づいているでしょう。
表現の自由は確かに大事です。しかし、それだけを盾にして、例えば「未成年みたいに見えるけどアンドロイドだから問題ない」とか、そういった本質的ではない議論でけむに巻き続けるのはおそらく難しくなるだろうと思います。

「人種」の描き方もそうです。これは日本発の問題というより、過去のハリウッド作品などからの"無自覚・無批判な輸入"だと思いますが、黒人のキャラをあまりにもステレオタイプに描いた漫画・アニメ作品は枚挙にいとまがありません。