予想が“外れる”ワケ判明!?天気予報とことん活用SP
2021年12月15日(水)午後7時30分
再放送 2021年12月22日(水)午後3時10分

降水確率何%から傘は持つべき?一般人と気象予報士で意見が真っ二つ!

天気予報で多くの人が参考にする「降水確率」。実は一般の方と気象予報士の人とでは、その捉え方が全く違うんです!
試しに、「降水確率30%の予報で、傘を持っていくか?」という質問を一般の方に聞いてみたところ、
10組中10組全ての方が「傘を持っていかない」と答えたのに対し、
同じ質問を気象予報士の方々にぶつけると、全員が「傘を持っていく(折りたたみ傘を含む)」と答えたんです!
どうしてこんなにも意見が分かれるのでしょう?
「おはよう日本」で休日の気象情報を担当している南利幸予報士によると、
「降水確率30%は、雨が降る可能性としてかなり高い。1年を通して雨が降る日数から割り出した確率を上回る。
例え話としては、野球の3割バッターがヒットを打つのと同じくらいと考えると結構降りそうでしょ?」とのこと。
さらに、一般の方からの声でもう1つ気になることがありました。
「30%くらいの降水確率だと、降ったとしても弱い雨だろう」と推測される方もいましたが、それは勘違い。
降水確率は「1mm以上の雨が降る確率」なので、1mm/hの弱い雨も30mm/hの強い雨も、降水確率にとっては同じ雨。
低い確率でも大雨になる可能性も十分考えられるので、「降水確率30%でも傘を持参する」ことをオススメします!

https://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20211215/images/211215_01.jpg

(以下略)
https://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20211215/index.html