米軍駐留経費、年間2110億円で合意 新たに訓練資機材費を負担
12/21(火) 17:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/600404549edf25733686eeef432cde978f0d7be0

 2022年度以降の5年間の在日米軍駐留経費負担(思いやり予算、HNS)について、
日本政府は21日、年平均約2110億円で米側と合意したと発表した。
今年度の2017億円を100億円近く上回る。
新たに米軍と自衛隊が共同訓練で使う資機材費用を負担する「訓練資機材調達費」を新設。
日本側は負担の通称について、日米同盟の抑止力・対処力をいっそう強化することを目的にした
「同盟強靱(きょうじん)化予算」とすることも明らかにした。

 来月7日に米ワシントンで開催予定の外務・防衛担当閣僚会合(2プラス2)の際に署名する方針だ。
5年総額では1兆551億円となる見込みで、
16〜20年度分として15年末に発表した負担想定額9465億円と比較すると11%上回る。

 新しく設けられた訓練資機材調達費は、5年間で最大200億円を負担する。
日米地位協定で米側に負担義務がある経費を日本が肩代わりする「特別協定」の枠組みで追加された。