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オミクロン株の重症リスク低下の証拠なし、専門家「デルタと同規模の死者数に」
12/22(水) 11:35配信
世界中でデルタ株からオミクロン株への置き換わりが進んでいるが、インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究チームは、オミクロン株の感染者、約1万1000人と他の変異株の感染者約20万人を比較した結果、「オミクロン株の重症度がデルタ株より低いという証拠はない」と結論付けた。この研究報告は査読を経ていない。
また研究では、オミクロン株の再感染リスクはデルタ株の5倍以上と推定されている。
ジョンズ・ホプキンス大学のアメシュ・アダルジャ博士は、「パンデミックの最新章」は2分化するだろうと予測。
ワクチン接種済みの人は軽症で済む一方、未接種の人は重症化する可能性が高くなるというものだ。
ジョンズ・ホプキンス大学 アダルジャ博士
「すでにデルタ株の患者を抱えている医療機関にとって、非常に困難な事態になるだろう。
死者数はおそらくデルタ株と同規模になると思うが、感染力が強いので(死者数の増加は)より早く起きると思う」
米疾病対策センター(CDC)によると米コロナ患者の70%をオミクロン株が占め、ニューヨーク市では90%以上だという。
世界保健機関(WHO)によると、市中感染が起きている地域で、オミクロン株の感染報告は1日半から3日で倍増しているという。
オミクロン感染の波を迎えている欧州各国は、再びロックダウンを導入している。
またイスラエルと米国で21日、オミクロン株による最初の犠牲者が報告された。
感染者増加にもかかわらず、米保健当局は陽性と判定された米国人に対して推奨されている10日間の隔離期間の短縮を検討している。
これはファウチ首席医療顧問がCNNに語ったものだ。
ファウチ氏は隔離期間を短縮すれば、無症状の人々が早期に職場や学校などに戻ることができる可能性があるとし、
とりわけ医療従事者が感染したケースを中心に議論されているという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dfefde6a339db5f885fe92b1de26c637c693c13f