江戸東京博物館 大規模改修前最後の企画展は「徳川一門」 約3年間休館に

江戸東京博物館の企画展「徳川一門〜将軍家をささえたひとびと〜」の中で展示されている「東照大権現像」

企画展「徳川一門〜将軍家をささえたひとびと〜」が来年1月2日から3月6日まで、東京・両国「東京都江戸東京博物館」で開催される。
その内覧会が21日、同館で行われた。

1590年に徳川家康が入府して以来、低湿地帯だった江戸は発展し続けた。1603年に家康が江戸幕府を開いて以降、
約260年にわたりこの国を動かし、繁栄し続けた。そんな徳川将軍家が15代慶喜まで築き上げてきた歴史について、
プロローグからエピローグまで5章で構成。絵画、家系図、調度品など64点を展示する。

同館はプロサッカーJリーグが始まったのと同じ1993年(平5)にオープン。以来、毎年徳川将軍家や江戸時代を紹介する企画展を開催してきた。
来年4月から約3年、大規模改修工事のため休館となる。その前の最後となる企画として再度、徳川将軍家に注目した。
「現在の東京の繁栄は、家康公が江戸に来てから始まったということを強調したい」(飯塚晴美事業企画課長)。

1月2、3日は入場無料となる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d921dfcaf83439a609de16abc4362242a3474d99